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zoom RSS 地域猫シンポジウム

<<   作成日時 : 2016/02/01 00:25   >>

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今日は練馬で行われた地域猫シンポジウムに参加してきました。

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主催はNPOねりまねこ・亀山夫妻。ゲストで杉本彩。パネリストは行政からは横浜市神奈川区福祉保健センターの黒澤さん。(元新宿区職員の高木さんは交通事故でケガをしたとかで欠席。)獣医師の太田先生(ハナ動物病院院長)、NPOねこだすけ代表の工藤さん。NPOねこけん代表溝上さん。

ねりまねこについては昨年練馬区の市民講座で話を聞いていたのですが、ねこだすけの工藤さんや太田先生、ねこけんの溝上さんは初めてでした。(噂はいろいろ聞いていましたが・・・。)

練馬区の地域猫活動は「登録ボランティア」制度で、行政側が活動のアドバイス、自治会・町内会との調整、手術助成金(♀1万円、♂5千円)、捕獲機の貸し出しを行っているそうです。
登録されたボランティアはTNR(捕獲し・手術して・元の場所に戻す)、適切なエサやりで個体管理、糞尿の清掃で被害を減らすします。ノラ猫は適切な管理で健康的になり、人にも慣れ変わっていくとの事。

また杉本彩さんの講演では、京都市ではマナー条例が出来て、ノラ猫の給餌に対する指導がやりやすくなったとの声もある反面、ボランティアさんは条例のせいで罰せられるかもしれないとビクビクするなど、きちんと活動している人に正しい情報が伝わっていず、誤解も生んでいるので、正しい事・情報を周知させていくことが大事と言っていました。
地域ぐるみの啓発がマナー違反しにくい状態を作っていくので、それには行政の後押しが大事との事。

パネルディスカッションでは、行政・獣医師・ボランティアの立場から、地域猫活動に対する話をしていきました。
話を聞いていると、やはり行政と(動物愛護色が強い)ボランティアの間の溝みたいなものが垣間見られました。

地域猫活動は猫が増えた事によって起きるトラブルを減らすために、猫の命を犠牲にせずにできる方法を考えて生まれた活動で、トラブルの根は住民同士のコミュニケーション不足であり、人間側の問題です。ですが、なかなかそれが理解されない。
ボランティア側は活動をしていくうちに、どんどん相談を持ち掛けられ、自分の住んでいる地域以外に目を向け、そこも何とかしなければ…という風に活動が増えていって、そうするうちに「地域猫にするのはハードルが高いので、まずは手術を・・・」とTNRにのめりこみ、だいたいそういう現場には子猫がいるので保護・譲渡活動もくわわっていってしまいます。

で、今回もボランティアさんの話を聞いていても、何か問題が出来たら「行政は何もしてくれないから、まずうちの会に電話をください」みたいな話がけっこう多かった・・・。まぁ実際は相談の電話をもらって、一緒に考えていくのだと思うのですが、シンポジウムでのディスカッションだったら「やり方」を教えてもらいたかったな。
実際にボランティアさんが何でもかんでも請け負っていたら、困っている人は楽だけど、ボランティアさんにお願いすればいいやで終わるような気がしますけど。そしてそのボランティアグループが代表の人がいなくなっても続いていくのかどうかって未知数だし、その人は永遠にやめられないんですよね。まぁ好きでやってるならいいんでしょうが・・・。

まぁ地域猫ってことにとらわれ過ぎて、地域猫にする事が最終目標になってはダメで、出来るかぎり飼い猫に移行させて、外で暮らす猫は減らしていきたいものです。

あと行政が何もやってくれない問題はボランティアの行政に対する恨み節みたいに根深いですが、黒澤さんはいつも言っているけれど、行政は地域猫に対して理解がないんじゃなくて、猫の事だけをやっていられないという事をボランティア側が理解しないと、いつまでたってもこの溝は埋まらない…。
行政には行政の得意な部分があるので、そこをもっと利用して協働できるといいんですけどね。

獣医の太田先生はボランティア寄りの発言が多く拍手喝采されていましたが、動物病院だって従業員抱えて利益を出さなければ続かない場所なんだから、利益を無視してノラ猫のために・・・みたいにされてもなぁって気もしましたが。太田先生の病院がどういう感じでやってるのかは知らないけれど、動物病院もノラ猫を受け入れるリスク(感染症・寄生虫・従業員のケガ)がある事をボランティアさんもちょっと考えてもらえると、病院とのコミュニケーションもうまくいくんじゃなかろうか。

個人的にはNPOねこだすけの工藤さんの行政不作為・地域不作為・三社協働の話が面白かったです。
猫が増えた原因と責任が、@明治時代にペスト対策で猫を飼う事を奨励。当時は手術しなかったので増えた。A飼い猫の外出自由飼いが多く増えた。
で、行政の責任としては、動物愛護法の「遺棄・衰弱虐待・殺傷」に関して、罰則が科せられている事にもかかわらず、執行はおろか広報もしてこなかった。この広報・執行がきちんと行われていれば「遺棄違反」はかなり違っていたのではないかという事。(これは狂犬病予防注射に関しても言える)
地域の責任としては、不妊去勢をせず外出自由にして猫を増やしている飼主を知っていても、地域の誰もが「近所だから余計な事を言って面倒を起こしたくない、関係ない」と積極的に手を打たなかった。(これはこれから増えるであろう多頭飼育崩壊にも当てはまる。)
で、ノラ猫問題の根本は行政不作為・地域不作為なので、住民組織(町内会・自治会・理事会、管理組合など)、管轄行政(保健所など)、ボランティア組織(NPO、NGOなど)が共同して問題解決を図る事は当然であると言う訳です。

何だかダラダラ書きましたが、ノラ猫問題はだいぶ解決方法が確立されてきているので、あとはやる人側の問題なんだなって思います。

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コグがちょっと続けて吐いたので検査してみましたが、心臓の方は今までになく数値が低かった。薬でコントロールできてるってことかなぁ。白血球数がちと高いのが気になりますが。

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とりあえずよかったよかった。私はちょっと風邪っぽいから、京都行までに直さねば〜〜。

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