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zoom RSS 地域猫活動の行く末

<<   作成日時 : 2010/06/16 00:03   >>

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将棋の加藤元名人の猫エサやり事件の判決が出てから、地域猫に関する取材が多い。
だがしかし、もう10年もやっているのにも関わらず、「地域猫」という名前は有名でも
その中身はあまり知られていないらしく、取材の電話をしてくる記者さんは、全然分かっていない
感じの人ばかり。インターネットでも説明しているサイトは多く、本や雑誌もいっぱい出ているんだから、
まずは基本的な部分くらい勉強してから質問して欲しいものです。
記事を書く人が理解せぬまま活字になっても、読む人に本当のことが伝わらない気がする。

それにしても、世の中「地域猫活動をすれば猫トラブルはすべて解決する」ように思われがちですが
地域猫活動は猫トラブルを解決するための一手段に過ぎないわけで、基本的にはそこにいるノラ猫が
生を全うするまで活動は続くので、長く続ける努力が必要になります。簡単には結果は出ないのです。
もちろん、やらないよりはやった方が断然良いのは間違いないのですが、それですべてOKではない
・・・と言う事を最初に理解しておいてもらわないと、後が大変だなーと思います。

結局、猫トラブルを減らすためには、飼い猫もノラ猫も「適正飼育」を進めていかなくてはダメなのです。
ノラ猫の適正飼育は、地域猫活動のルールとおなじ・不妊去勢手術の徹底。・決まった場所、時間に
適切な量のエサを与え、絶対に置き餌はしない。・餌場周辺の清掃、ウンチパトロール。・周辺住民と
十分にコミュニケーションをとる(猫に対する責任の所在を明らかにする。)などです。
猫がたくさん増える前に、こういった活動方法をとってもらえれば被害は少ないんですけど・・・。

あまりに地域猫活動、地域猫活動とメディアに取り上げられていますが、なんとなくですが、
周囲の人の目指す地域猫と、現状の地域猫に隔たりがあるような気もしています。
どうも一般の人は、「ノラ猫にエサをあげるなら地域猫にすればいいんだよ」みたいに思っているのかな?
「わたしも地域猫活動がしたいんです」という声もよく聞くんですけど、自分でエサやりを始めたいのか
ボランティアさんの手伝いをしたいのか・・・そうであれば、どの程度手伝ってくれるのか・・・???

そもそもの地域猫活動の目的は、地域猫を増やす事ではなく、猫トラブルを減らすという事。
ノラ猫にエサを与える人を増やすのではなく、今現在ノラ猫の世話をしている人がトラブルを最小限に
するために、ルールに沿った、地域住民に認められる活動をして、猫の数を抑える努力をすること。
その結果、「きちんとした世話が出来るなら、猫がいても良い」と地域住民に思ってもらえれば、
その猫は「地域猫」と呼べると思うわけです。

よく「この猫は地域猫だと認めて欲しい(お墨付きが欲しい)」と言われる事もありますが
認められるのはその猫が暮らす周囲の住民であって、外部が認めてもあんまり意味は無いのです。
大変だとは思いますが、結局は地道な努力あるのみ・・・なのかな。
でも努力していけば分かってくれる人は必ずいるはずで、そういう人こそが活動を助けてくれます。
結局は猫云々ではなく、世話する人間の姿勢が問われているんですよね。

ただ、どんなに頑張ってもすべての住民の理解を得るのは難しいし、大変なのが現実です。
ですから最近特に思うのは、可哀そうな猫と遭遇した時、「地域猫にしたい」じゃなくて、できれば
「新しい飼い主を探したい」という風に思って欲しいです。

まぁ飼い猫の幸せは飼い主次第ですし、どう頑張っても室内飼育には向かない猫もいますけど
不妊・去勢手術をして室内飼育にすれば、外で暮らす猫より何倍も寿命が延びるのは分かっているので
室内で暮らせそうな猫に関しては、地域猫よりもまず飼い猫にする道を模索してもらいたいです。

画像

先日の譲渡会で新しい家族が決まった仔猫。いつまでも幸せにね!

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