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zoom RSS 殺処分させないために何をするか

<<   作成日時 : 2009/01/24 00:19   >>

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毎年30万匹以上もの犬猫が殺処分されている現状で、せめて老犬老猫、仔犬仔猫に関しては
ガスによる処分ではなく、麻酔による処分を・・・という声が高まっています。
それはそれでべつに悪い事ではないのであえて反対はしないけれど、立場的にいえばちょっと
「やるほうの身にもなって・・・」と思っちゃう部分もあります。

もちろん命を奪われる動物に、せめて安らかな死を・・・とは思うのですが、
犬はともかく、猫の処分の多くは仔猫(特に乳飲み子)なので、だいたい持ち込む時期が集中します。
それを1匹1匹手にかけなければいけないのか・・・と思うと、行政側の人も気の毒な感じ。

犬なんて地方は別かもしれませんが、都会では多くの場合安易に飼いはじめて、手に負えなくなり
純血種であっても平気で捨てられます。またブリーダーが崩壊したり、犬猫関係のテーマパークや
学校が倒産して捨てられるケースも後をたちません。

せめて飼い犬・飼い猫の処分は、飼主に立ち合わせるべきなんじゃないか・・・と思ったりもしますが
なんにせよ命を奪われる犬猫にとっては、何の救いにもなりませんね。
飼主が死ぬほど頑張って新しい飼主をさがす努力をして欲しいものだけど・・・。

もとはと言えば多くの場合、不妊去勢手術をせず、安易に飼っていた飼主の尻拭い・・・
ノラ猫に関しても、手術をしないまま飼い猫を外出自由にしていたり、ただ可哀そうだからと
エサだけあげていたり・・・。無責任にエサだけあげている人に関しては、猫のためじゃなく、
自分のためにあげているんでしょうけれど、それで迫害される猫はたまったものじゃないですね。

犬猫の不妊・去勢手術が「やるのがあたりまえ」の世の中になれば、もっともっと処分数は減るでしょうに。
でもまだまだ「産ませないのは可哀そう」と思う人が多いのが現状です。
そしてオスは産まないんだからいいだろうという意見も・・・

不妊・去勢手術は無責任に動物を繁殖させない為に行います。
望まれない妊娠を防止し、また動物愛護の観点からも重要で、捨てられる猫を減少させます。
捨てられる猫が減れば、引取り施設の行政側出費を縮小することも可能です。
(無責任に捨てる人のために我々の税金が使われているのです。)

不妊・去勢手術を行う、それは飼主の責任です。
繁殖制限は外科的な方法が第1選択で、それは生殖器の外科的摘出を意味します。
手術は、メスの場合は卵巣子宮または卵巣摘出術(spay)といい、卵巣摘出術/卵巣子宮摘出術と
2種類の方法がありますが、卵巣摘出により子宮も退縮するため、正しく行われれば効果に違いはありません。
オスの場合は去勢術(castration)といいます。

飼主の誤った考え方として「自然のままがいい」「健康な体に対して手術をするのは反対」という意見があります。
情緒的理由で反対する お父さんが多いのも事実です。
しかし家庭の中で飼う事は「自然ではない」という認識をもつべきです。
伴侶動物である猫は野生動物ではありません。
社会への適合性を考えた人工的な処置は必要であり、手術を行わない事で起こる「他人への迷惑」を
考えることが必要です。

不妊・去勢手術では性ホルモン関連の生殖器および関連疾患の予防ができます。
予防できる疾患としては、乳腺腫瘍や子宮蓄膿症などがあります。
猫の乳腺腫瘍の不妊手術による予防効果は、下記のとおりです。
・・6ヶ月齢まで 91%
・・7−12ヶ月齢 86%
・・13−24ヶ月齢 11%
・・>24ヶ月齢 0%

不妊・去勢手術では、性ホルモン関連の問題行動も抑制することが出来、精神的な安定をもたらします。
オス猫は「テストステロンの影響」で、
@遠方まで行って帰らない A他のオス猫とのケンカ B鳴き声 Cスプレー  などがあります。
メス猫は「エストロジェンとプロエストロジェンの影響」で
@激しい鳴き声 A気が狂ったと思うような異常なすりつきB偽妊娠の発生 Cオスを求めて外出 
などがあります。

これらの問題は手術をする事でかなり抑制できます。

また猫にとっては正常な行動でも、飼主は知らないが故に拒否する事があるので、
正しい知識を持ってもらうことも必要です。
例)猫の爪とぎ行動や性ホルモン関連以外のマーキング行動など

どんなに愛すべき生き物だとしても、犬や猫は人間と同じではない。違う生き物という認識を持ち
そのうえで命を預かる責任を持つべきなんだと思います。
動物達は私達人間を癒してくれる存在かもしれませんが、人間を"癒すために存在する”のではないはずです。

今現在、犬や猫を飼っている飼主さんが「不妊去勢手術するのがあたりまえ」と思ってくれて、
これから犬や猫を飼おうと思っている人に「手術しようね」と声をかけてくれるようになれば
きっと処分される犬猫は減っていくと、私は思っているのです。

社会的に影響力のある有名人が、TVで飼い犬・飼い猫を繁殖させて、不妊・去勢手術が
可哀そうな事のような発言をしたり、純血種同士の掛け合わせをミックス犬といって珍重したり・・・
まったく頭が痛い。純血種特有の遺伝病や、出産に関する危険性、そして母犬・母猫が育児放棄
した場合の人工保育の大変さや、5匹も6匹も生まれた後に貰い手が決まらなかった時どうするか・・・
どうせTVで話すなら、それくらい説明しなさいって思います。

殺処分数をゼロにするのは難しくても、犬や猫を本当に愛している人が、処分数を減らすために
特別な事ではなく、無理なくできる事は(というか、飼う以上やって欲しいのは)、
「完全室内飼い」「不妊・去勢手術」「首輪(ネームプレート)・マイクロチップ装着」そしてなにより「終生飼育」
これに尽きると思うのです。

もっともこれを上手に人に伝えるという事が私には出来ていないんだけど・・・
(きっと多くの人にウルサイおばさんと思われていることだろう・・・

画像

しかし、やっぱり考えが甘いのか・・・
「人間」に伝えるのが一番難しい。

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